スライスが直らない原因をデータで特定 スピン量と打ち出し方向の見方
グリップを直した直後はまっすぐ飛んだのに、数日たつとまた右へ曲がる。スライスに悩む人の多くが、この「直したのにまた出る」を繰り返しています。この記事では、スピン量や打ち出し方向などの計測データから、スライスの原因を絞り込む見方を整理します。
この記事はPARGETから、シミュレーターGDR PLUSの数値を使ってスライスの傾向を確認する方法をご案内します。スイングには個人差があるため、特定のフォームを押しつけるものではなく、原因の仮説を立てるための「数値の読み方」としてお読みください。
動画を見てグリップもアドレスも直したのに、ラウンドではまた右に曲がりました。もう何が悪いのか分からなくて…。
感覚や見た目だけでは原因の候補が多すぎて絞り切れないことがあります。「球がどう飛んだか」の数値から逆算すると、確認する場所をぐっと減らせますよ。
スライスが「直してもまた出る」のはなぜか
スライスとは、右打ちの場合にボールが大きく右へ曲がっていく球筋のことです。原因としてよく挙げられるのは、インパクトでフェース(クラブの打面)が開く、クラブが外側から内側へ入る、といった動きですが、実際には複数の要素が組み合わさって起きます。一つ直しても別の要素が残っていれば、曲がりは時間をおいて戻ってきます。
曲がりはフェース向きと軌道の関係で生まれる
近年の弾道計測では、打ち出し方向はインパクト時のフェース向きの影響が大きく、曲がりの大きさはフェース向きとクラブ軌道のズレによって決まるとされています。つまり「どこに打ち出され、どれだけ曲がったか」が分かれば、インパクトの瞬間に何が起きていたかをある程度逆算できるということです。
同じスライスでも出だしの方向で3タイプに分かれる
打ち出し方向に注目すると、スライスは大きく3つのタイプに分けられます。タイプによって原因の候補が変わるため、まずは自分の球がどれに近いかを知るところから始めましょう。
- まっすぐ出て右へ曲がる
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ターゲット方向へ打ち出された後、右へ切れていくタイプ。フェース向きに対して軌道が左を向く、いわゆるカット軌道の傾向を考えるヒントになります。
- 右に出て、さらに右へ曲がる
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いわゆるプッシュスライス。フェースが開いたままインパクトしている可能性が考えられます。グリップやアドレスの向きが確認候補になります。
- 左に出て、右へ戻ってくる
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いわゆるプルスライス。軌道が大きく外側から入り、フェースはその軌道より開いている組み合わせが疑われます。振り遅れや体の開きが確認候補です。
スピン量と打ち出し方向の見方 数値を原因のヒントに変える
GDR PLUSのようなカメラセンサー型のシミュレーターでは、1球ごとにボールスピード・弾道・打ち出し方向・スピン量が計測されます。スライスの確認で見る数値は、次の4つに絞ると迷いません。
| データ指標 | 何を表すか | スライスで見るポイント | 原因のヒント |
|---|---|---|---|
| 打ち出し方向 | ボールが最初に飛び出す左右の向き | 毎回右に出るのか、まっすぐ出てから曲がるのか | 一般に、打ち出しはフェース向きの影響が大きいとされる |
| スピン量・曲がり幅 | 回転の強さと曲がりの大きさ | 曲がり始める位置と、落ち際の流され方 | フェース向きと軌道のズレが大きいほど曲がりやすい |
| 弾道の高さ | 打ち出し角と球の上がり方 | 高く上がって失速する「弱い球」になっていないか | スピン過多や、フェースが開いて当たっている可能性 |
| ボールスピード | 当たりの効率 | 同じクラブで速度が大きくばらつかないか | 打点のばらつきや当たり負けの可能性 |
1球の数値ではなく10球の傾向で見る
数値はナイスショットだけを見ても原因にたどり着けません。ミスショットも含めて10球ほど打ち、打ち出し方向と曲がり幅がどちらに偏っているかを見ると、その日の調子ではなく自分の癖が浮かび上がってきます。平均的に右へ曲がるのか、ときどき大きく曲がるのかでも、確認すべき場所は変わります。
フェース向きや軌道は数値の組み合わせから推測する
GDR PLUSで計測できるのは、ボールスピード、弾道、打ち出し方向、スピン量です。フェース向きやクラブ軌道は、これらの組み合わせから推測します。ただ、先ほどの表のように「打ち出し方向×曲がり方」を組み合わせれば、インパクトで起きていたことはかなり絞り込めます。AI診断のレベル表示やレベル推移のグラフも、取り組みの前後で変化が出ているかを見る材料になります。
計測→仮説→確認打ち 75分でできる3ステップ
数値の見方が分かったら、練習は「計測して、仮説を立てて、確認打ちで検証する」の繰り返しに変わります。PARGETの1コマ75分なら、このサイクルを1〜2周回せます。
クラブと狙いを固定して10球打ち、打ち出し方向と曲がり幅の傾向を見ます。データは残るので、メモは「右に出た球が何球あったか」程度で十分です。
3タイプのどれに近いかを確認し、原因の仮説を一つだけ選びます。グリップ、ボール位置、アドレスの向きなど候補が複数浮かんでも、ここでは一つに絞るのがポイントです。
仮説に沿って一か所だけ変え、再び10球。打ち出し方向や曲がり幅が変わったかを数値で見比べます。変わらなければ仮説を入れ替えて繰り返します。
- 一度に変えるのは1か所だけ
- 1球で一喜一憂せず、10球単位の傾向で判断する
- 数値が悪くなったら、その変更はいったん元に戻す
スライスを嫌うあまり大きく直し過ぎると、今度は左への引っかけが出るなど、別のミスに置き換わることがあります。体格やスイングには個人差があるので、数値が「少し良くなった」を積み重ねるくらいの温度感が、結果的に遠回りしません。
恵比寿の完全個室で「数値で確かめる練習」を始める
PARGETは恵比寿駅徒歩3分の完全無人・完全会員制シミュレーションゴルフです。GDR PLUS(GOLFZON製)の高解像度カメラセンサーがボールのディンプルを超高速撮影し、ボールスピード・弾道・打ち出し方向・スピン量を計測するため、ボールへのマーキングなどの準備も要りません。
1打席の完全個室なので、確認打ちの試行錯誤を人目を気にせず続けられます。練習データは無料の専用アプリに残り、通勤中に前回の傾向を見返してから次の練習に向かう、という流れも作れます。
営業時間は6:00〜23:30、1コマ75分。出勤前や仕事帰りに「計測→仮説→確認打ち」を1セット回すのにちょうどよい長さです。数値を見ても原因が絞り切れないときは、コーチのご紹介もできますので、お気軽にご相談ください。
よくある質問
- シミュレーターのスピン量や打ち出し方向はどのくらい正確ですか?
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GDR PLUSは高解像度カメラセンサーでボールのディンプルを超高速撮影して計測する方式です。マーキング不要で、ボールスピード・弾道・打ち出し方向・スピン量を計測できます。
- データを見てもスライスの原因が絞れないときは?
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まずは見る数値を打ち出し方向と曲がり幅の2つに減らしてみてください。それでも迷う場合は、経験者やコーチに相談するのが近道です。PARGETではコーチのご紹介も可能です。
- スライスは必ず直すべきですか?
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必ずではありません。曲がり幅が毎回安定しているなら、フェードとして計算できる持ち球と考える見方もあります。問題になるのは、曲がり方が日によって大きく変わる状態です。
- 練習のデータはあとから見返せますか?
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はい。GDR PLUSは無料の専用アプリと連携しており、ショットの内容を通勤中などのスキマ時間にスマホで振り返れます。
- 初心者でもデータを使った練習はできますか?
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できます。最初は打ち出し方向と曲がり幅の2つだけ見れば十分です。完全個室なので、ミスが続いても周りを気にせず自分のペースで試せます。




